中村舞子
1月25日、ニューアルバムをリリース!

賛否両論、あっていいんです!
それこそが私の目指す理想のかたちです!


約1年振りとなるニューアルバム『HEART』が完成! 彼女自身も“核心に迫る一枚”と語る、デビュー・イヤーだった昨年の活動の中で吸収したものが詰まった渾身の一枚だ。 

PROFILE

ナカムラマイコ:1991年6月15日生まれ。両親の影響を受け、幼い頃より洋楽、特にソウル・ミュージックに包まれて育つ。2008年リリースのLGYankeesとの「Because…feat.中村舞子」が口コミだけで100万ダウンロードを記録し、デビュー前から話題に。10年には自身名義のミニアルバム『CURE』を発表。11年にアルバム『Answer』でメジャーデビューを果たし、6月にはインディーズ限定でバースディ・ミニアルバム『MOMENT』をリリース。またさらなるスケール・アップを期してKnife Edge/PONY CANYONに移籍。『HEART』は移籍後初のフルアルバムとなる。

リリース情報

アルバム
『HEART』
Knife Edge
/PONY CANYON
PCCA-03519
2,300円

配信シングル
「Never Let Me Go」
※レコチョクにて配信中!

配信シングル
「届きそうな距離で・・・。」
※レコチョクにて配信中!

オフィシャルサイト

中村舞子 Official Website

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■vol.76インタビュー

バックナンバー
──メジャーデビューして約1年、どんな1年でしたか?
「昨年はメジャーデビューを果たしたところから始まり、下半期にはいきなりの電撃移籍も経験したので、自分を囲む人間関係に大きな変化があったりと濃い一年でしたね。意識的な部分では、“自立”という言葉が重要なキーワードになりました。二十歳を迎え、やっと大人の仲間入りをしたので、責任感という考え方にリアリティーを感じるようになりました」
──前作『Answer』から作詞をするようになりましたが、それによって音楽への接し方や言葉への意識が変わったり、何か自分の中で変化はありましたか?
「やはり“自分から生まれる言葉で”というのが以前との最大の違いですね。手がけるならば、自分にしか書けない、そういう個性を毎作模索しています。つなぎの“を”を“は”に変えたり、細かい韻を踏んでいたり。細部にまでこだわって作り込んでいるので、楽曲への愛着は以前よりも増しました」
──そんな『Answer』から1年振りとなる待望のニューアルバム『HEART』が完成しましたが、収録楽曲のセレクトはどんな基準で行なったのでしょうか?
「今作のコピーの通り、“ジャパニーズ・クリエイティブポップの今”というひとつの軸をテーマに、チームで話し合いを繰り返して選曲していきましたね。より大きなものではなく、一曲一曲に潜む挑戦やクリエイティビティを大切にしました」
──では、タイトルの“HEART”に込めた想いというのは?
「常に人の中心に存在するもの“HEART=心、心臓”を“核心”という意味に置き換えて名付けました。自分を取り巻く環境や、新しい考え方に対してブレないもの、凛としたもの、という意味に取っていただければと思います」
──まず歌詞に注目したいのですが、恋愛をテーマにした楽曲の主人公というのは、舞子さんの恋愛観というか、舞子さんが投影されているのでしょうか? 「Call Me Woman」や「Girl who dreams sweet love」の主人公のような面を持っているのかなと。
「今作はかなり反映されていますね(笑)。でも、私ひとりの恋愛観としてだけではなく、作品にする上では常に女性や恋愛をしている全ての人たちのことを考えながら制作に入っています。自分の主観には変わりはないですけど」
──「リベルタ」や「Color of Beauty」からは、舞子さんの考え方や生き方を感じたのですが。
「『リベルタ』のエンディングの英語での台詞を含め、その意思表明がリスナーへのメッセージになっているという感じでした。自分の経験は大きな軸にはなっていますね。人間としても、女性としてもまだまだ未熟ですが、未熟でありながらも見えたもの、気付けたことを綴っています。各曲の英語の台詞も含めて、全てがリスナーへのメッセージであると同時に、これからの自分へのメッセージでもあるんです」
──「リベルタ」の“何を好きでも何を選んでもそれが私”という言葉には共感を覚えましたよ。
「だって絶対にそうじゃないですか(笑)。他人から“これがあなたの幸せなんだよ、これがあなたなんだよ”といくら押し付けられても、それを受け取る自分自身が違うと感じているなら、やっぱりそれは幸せではないし、自分でもないんです」
──「Color of Beauty」は“誰かの色に染まらない”ではなく、“誰かの色に染まれない”と言っているのが、しっかりと自分を持っている舞子さんらしいなと。
「これは一度体験してみて、生まれた言葉でしたね。一度染まってみようとしたけど、どうしたって無理だったので。受け入れて初めて、それがひとつの個性になりました」
──レコーディングはいかがでしたか? 昨年は1月に『Answer』が出て、6月にはバースデイ・ミニアルバム『MOMENT』をリリースし、 その後もコンスタントに配信シングルを発表されていたので、ずっと制作だったのでは?
「制作スケジュールは比較的余裕のあるものでした。早いものでは、夏前から制作を始めているものもあったのですが、やはりなんだかんだで最後は詰まりましたね。でも、結果良ければ全て良しとしています」
──本作ではどんなことがチャレンジでした?
「ずばり、大御所プロデューサー陣とのセッションです! 今回初めてお仕事させていただく方がほとんどでしたので、物作りと並行して、関係作りが何よりのチャレンジでしたね。関係値がゼロに等しい中、納得できるものを生み出すのは根気のいる作業でした!」
──舞子さん自身が印象深い楽曲は?
「リードの『Call Me Woman』。リリックのまとまりの早さは群を抜いていました(笑)。トラック、メロディー、リリック、全てにおいて新鮮だったし、何より日頃のうっぷんを晴らせた感もあるので印象に残っています」
──そんな本作ですが、どんなアルバムが完成した実感がありますか?
「核心に迫る一枚、ですね。アーティストとして“三作目”こそが重要だとも言いますが、その考えに見合った作品が出来上がったのではないかと思っています。賛否両論、あっていいんです! それこそが私の目指す理想のかたちです!」
取材:石田博嗣

『Maiko's Valentine Special Live 中村舞子 〜 “HEART” Release Party〜』
2/14(火) 東京・渋谷CLUB QUATTRO