SPYAIR
8月11日、デビューシングルをリリース!

メジャーのシーンにこういうバンドは
そういないと思う


ジャンルが細分化されまくった現在の音楽シーンで、そのどのシーンにも楔を打ち込みそうなバンドが登場だ。コアな要素もメジャー感たっぷりに昇華した大迫力のロックチューン「LIAR」で、SPYAIRがいよいよ飛翔!

L→R KENTA(Dr)、MOMIKEN(Ba)、IKE(Vo)、ENZEL☆(DJ)、UZ(Gu&Pro)

PROFILE

スパイエアー:2005年結成、愛知県出身の5人組。06年から名古屋、栄にある野外広場を中心に自主イベントをスタートさせる。2010年6月27日、中止になっていた100本目の野外ライブを“FINAL”として栄広場で実施。延べ2000人を集める。

リリース情報

シングル
「LIAR」
Sony Music Associated Records
【初回生産限定盤(DVD付)】
AICL-2152〜3
1,500円
【通常盤】
AICL-2154
1,200円

オフィシャルサイト

SPYAIR Official Website

――「LIAR」はメジャーデビューに当たって書き下ろした曲のようですけど、どんな心情をそこに込めましたか?
MOMIKEN:インディーズ時代から流れはあるんですけど、こういうラウドなサウンドに対しては、“人生観”的なものを歌詞に書くことが僕は多くて。なよなよした言葉を使ったら、曲自体が弱くなっちゃうし(笑)。だから、「LIAR」のサウンドに対しても、そういうふうに力強いメッセージ性のある言葉をイメージしましたね。
IKE:曲のド頭、“Don’t cry 信じて 君の涙拭えるなら嘘つきにもなる”っていう一文からグッときますよね。例えば、何かで傷付いて、立ち止まってる人がいるとするじゃないですか。その人をもう一度動かしてあげるためには、何かしらの熱量が絶対必要だと思うんですね。で、“LIAR”って、そのまま訳せば“嘘つき”じゃないですか。その人を前にまた一歩踏み出させるためには、要は“やさしい嘘”をついてでも…本当は自分もそんな自信ないけど、自信を持てばいくらでも前に進めるぞ!って。“何でもいいからとりあえず自分を信じてみろよ”っていう意味を込めて、“やさしい嘘をついて背中をポンと押してあげる”、そんな思いで僕はこの曲を捉えてるんですけど。
――自分も怖いし、不安だけどリスナーを力付けるためには、その気持ちに“嘘”をついて自分を奮い立たせるというか。ポジティブな意味の“LIAR”ですね。
IKE:そうですね。例えばライヴのステージに立つ時にしても、その時自分がどんな状態であれ、僕は胸を張るし。本当はちょっとキツいけど、お前が元気出してくれるんだったらここだけは“頑張れよ!”って言うよ俺は、みたいな。それはきっと、“やさしい嘘”ですよね。
MOMIKEN:他にも、例えば些細なことでも…風邪ひいて普通なら会社に行けねぇけど、今日の会議は行かなきゃやべぇよみたいな時は、自分に嘘ついてでも、歯くいしばってでも外に出て行こうぜみたいな(笑)。そういうのと一緒で、嘘ついてでも踏ん張らなきゃいけない局面って絶対あると思うんです、誰にでも。だから、この曲は聴いてる人に向かってもいるし、自分自身に対して向かっている曲でもあるんじゃないかなって思ってます。
――リスナーにも、自分自身にも向けている力強いメッセージに対するサウンドもすごく力強いですよね。
UZ:そうですね。“これはSPYAIRらしいな!”っていうものが本当にいろいろあって、それは感覚的なところでやってる部分も結構あるんですけど。その中でも、例えば「LIAR」はラウドなリフがまずあって、でも、メロディーはキャッチー。あとは、ノリやすいリズムだったり、サウンド全体もヘヴィにっていうアプローチは意識しましたね。今回のメジャーデビューに向けて何十曲も曲を作ってて、その中でも“SPYAIRのど真ん中”なものを作りたいっていう思いでかたちにしたのがこの曲なんで、そういう自分たちらしいものでデビューできるのがうれしいですね。
――“SPYAIRらしさ”は本当にいろいろあるっていうことは、メンバーそれぞれの音楽観もいろいろじゃないかなって気がするんです。ENZEL☆さんにしてもDJだけどダンス系じゃなくて、STORY OF THE YEARとかFACTみたいなロックをフェイバリットな音楽に挙げているのが面白いし。
IKE:“ロックDJ”なんですよね、彼は。
ENZEL☆:うん。だから、クラブはクラブでもライヴに近いDJをやってたんで。“みんなで踊ろうよ!”っていうよりは、なかなか来日しない外タレの曲を爆音でかけて、“思いっきり暴れよーぜ!”って感じでやってたんです(笑)。おしゃれな音楽を聴いてたわけでもなく、ただ単にロックキッズを楽しませる音楽を聴いてたっていう。
KENTA:だから、もう完全にライヴを担当してくれてる人になりますね、彼は。
ENZEL☆:お祭り騒ぎが大好きなんで!(笑)
――かなり激しいライヴをやってるみたいですね(笑)。KENTAさんはどんな音楽を聴いているのですか?
KENTA:僕は基本、洋楽しか聴かないです(笑)。けど、その中で唯一聴く邦楽はB’zだったりして。親も好きだったっていうのもあって、音楽に全然興味なかった頃、ドラムを始める前からB’zのCDは持ってたんです。サウンドは素直にカッコ良いなって思うし、メロディーも良いなって思うし。洋楽しか聴かない人間でもそう感じるってことは、あの人たちの音楽はやっぱりそれだけの力があるんじゃないですかね。
――SPYAIRの曲も、かなり攻撃的な轟音とキャッチーなメロディーが共存しているっていうところは、洋楽嗜好だったり、コアな要素は持ちつつも、あくまでもJ-POPのシーンで勝負したいっていう意志が汲み取れるというか。
UZ:そうですね。そこは自分たちの味だし、特に日本のメジャーシーンでやってるバンドもそういないと思う。ヘヴィなサウンドはもちろん好きなんですけど、かといってそれをそのままアンダーグラウンドなメロディーで、暗い閉ざされた雰囲気でやるのはあんまり好きじゃなくて。やっぱり、キャッチーで聴きやすいメロディーがすごく好きだったので、すごく自然なかたちでこういう“自分たちのスタイル”ができたんじゃないかと思ってるんです。

取材:道明利友

『PIA DEBUT REVIEW vol.148』
7/28(水) 東京・Shibuya O-WEST
『全力投球!! '10  夏』
8/22(日) 東京・Shibuya O-EAST/ DUO MUSIC EXCHANGE/Shibuya O-WEST/Shibuya O-Crest/ Shibuya O-nest/ 7th Floorのいずれか
『TREASURE05X with ZIP-FM 〜WE ROCK!〜』
8/28(土) 愛知・ラグーナビーチ(大塚海浜緑地)
『LIVE CIRCUIT “NEXT” 2010 Supported by LOTTE』
9/14(火) 大阪・BIGCAT
9/18(土) 愛知・名古屋 CLUB QUATTRO
9/28(火) 東京・Shibuya O-EAST