フロウ:ハーフライフ:2000年に岡村を中心にカナダのバンクーバーで結成。05年から拠点を東京に移し、現在のメンバーに。渋谷CYCLONEを中心に活動、これまでにtacicaのツアーサポート、susquatchとのスプリットツアーなども行なっている。09年7月にデビューシングル「Sympathy」をリリース、タワーレコード渋谷店インディーズチャート2位、オリコンインディーズチャート6位を獲得。09年12月に1stアルバム『second narrow』でメジャーデビューを果たした。

シングル
「J-POP」』
tearbridge records
NFCD-27285
1,050円
上里:ある人との別れがあって、その人に対する想いとか、言いたいこととかを、つらつらと書いていたものがあって。で、その中にあった“君はJ-POPが嫌いで 僕はLOVE SONGが嫌いだ”というワードがサビにすっぽりハマって、そこからどんどん言葉を抜粋しながら、メロディーにはめていくようにできました。
上里:いえ、自分の中で溜め込んでいたこと…“どうしてこういう結果になってしまったのか?”とか、どんどん浮かんでしまって。失って気付いたことがすごくたくさんあったから、それを書いて自分の中で整理を付けようとしたんです。
上里:これまではラブソングにすごく抵抗感があって。25年間生きてきて、みんなに発表できるほど大した恋愛はしていないと思っていたし、そんな中途半端な経験を歌にしたくないというのがあって。でも、考えてみるとその中途半端な恋愛経験をそのまま歌にできるのは、世界中で僕しかいない。だから、むしろどんどん歌にしていくべきじゃないかと。あと、わずかな抵抗としては“あなたが好き”ということを言わずに、“J-POP”という言葉を使って間接的に表現しています。いくらJ-POPが嫌いと言う人でも、少しくらいは良いと思っているはず。そういうJ-POPが好きな気持ちをもっと素直に表現できたなら、きっとこの恋が終わることもなかったのになっていう。
上里:照れ臭い部分はありますけど、こういう素の部分が出せるか出せないかってアーティストにとってデカいことだと思うので、そこは思いきってやりました。
岡村:洋志にとっては辛い経験やったと思うけど、でもそれがあったから生まれた曲だし。聴く人にとっては、その人自身の思い出もそこにプラスされて、何年後かにこの曲を聴いた時、思い出も一緒に浮かぶような。そういう曲になったらええかなって思います。
上里:J-POPに限らず、何に関しても当てはまる歌だと思っています。言いたいことが言えない人がいたら、僕も言うから、あなたも思いきって言おうよ!っていう。
岡村:これはカナダで活動している時、ふたりが入る前、僕と当時のドラムのふたりで家で作っていた曲です。ちょうどイラク戦争があった時期で、それが歌詞の基になっている。当時のタイトルは“DEADHEAD”で傍観者の意味、ヴォーカルは僕だったんですよ。
岡村:正直言うと、本当はやりたくなかった。当時、ライヴもできずに、ただひたすら曲作りに没頭していた、その思い出がすごくあるので。だから、それをアレンジし直して、曲名も変え、ヴォーカルも変えて…わざわざそこまでしてやる必要がなぜあるんだ?っていう。でも、それはあくまでも僕の思い出の問題。そこを切り離して考えれば、こういうやりかたもありだし、逆にどんな感じになるのかなっていう楽しみもあったし。それでやることにしました。
上里:メッセージ性の強い歌詞というのもあって、どう歌うかはすごく考えました。人の命を扱った内容なのに、のんきには歌えないし。健人のカナダ時代の想いの詰まった曲でもあるから、その気持ちを汲み取って強い想いで歌ってあげないと、きっと誰も報われないですからね。
岡村:今となっては、めっちゃ気に入ってますよ(笑)。これを機に、思い出というタンスの引き出しをもっと開けられたらいいなと思っています。
上里:ここ数カ月で、すごく変わったと思いますね。いろんな出会いがあって、いろんな考えかたがあると知ったし。それを時間をかけて自分の中で噛み砕いて理解した。その上で、もっとJ-POPを取り入れた曲をやるかもしれないし、この曲でファンになった人が絶対に触れられないと思うような、化け物のような曲を提示するかもしれないし。その点では自分たちでも、今後が楽しみになっています。
福島:最初は“J-POP”というタイトルも嫌やったし、「world〜」も自分がもともと関わっていないという部分ですごくイライラしたし。いろんな想いもあったけど、みんなにいいと思ってもらいたいし、でも自分のやりたいこともやりたい。だから、みんなが良いと思うものを汲んで、その中でいかに自分のやりたいことを実現するか。そのすり合いというか、せめぎ合いみたいなところが大事やなって。今はそういうことをめっちゃ考えてます。
岡村:今回「J-POP」が表題曲ですが、他の曲も全部身を削ってやっているので、気を引き締めて聴いてください!
上里:いえ、自分の中で溜め込んでいたこと…“どうしてこういう結果になってしまったのか?”とか、どんどん浮かんでしまって。失って気付いたことがすごくたくさんあったから、それを書いて自分の中で整理を付けようとしたんです。
上里:これまではラブソングにすごく抵抗感があって。25年間生きてきて、みんなに発表できるほど大した恋愛はしていないと思っていたし、そんな中途半端な経験を歌にしたくないというのがあって。でも、考えてみるとその中途半端な恋愛経験をそのまま歌にできるのは、世界中で僕しかいない。だから、むしろどんどん歌にしていくべきじゃないかと。あと、わずかな抵抗としては“あなたが好き”ということを言わずに、“J-POP”という言葉を使って間接的に表現しています。いくらJ-POPが嫌いと言う人でも、少しくらいは良いと思っているはず。そういうJ-POPが好きな気持ちをもっと素直に表現できたなら、きっとこの恋が終わることもなかったのになっていう。
上里:照れ臭い部分はありますけど、こういう素の部分が出せるか出せないかってアーティストにとってデカいことだと思うので、そこは思いきってやりました。
岡村:洋志にとっては辛い経験やったと思うけど、でもそれがあったから生まれた曲だし。聴く人にとっては、その人自身の思い出もそこにプラスされて、何年後かにこの曲を聴いた時、思い出も一緒に浮かぶような。そういう曲になったらええかなって思います。
上里:J-POPに限らず、何に関しても当てはまる歌だと思っています。言いたいことが言えない人がいたら、僕も言うから、あなたも思いきって言おうよ!っていう。
岡村:これはカナダで活動している時、ふたりが入る前、僕と当時のドラムのふたりで家で作っていた曲です。ちょうどイラク戦争があった時期で、それが歌詞の基になっている。当時のタイトルは“DEADHEAD”で傍観者の意味、ヴォーカルは僕だったんですよ。
岡村:正直言うと、本当はやりたくなかった。当時、ライヴもできずに、ただひたすら曲作りに没頭していた、その思い出がすごくあるので。だから、それをアレンジし直して、曲名も変え、ヴォーカルも変えて…わざわざそこまでしてやる必要がなぜあるんだ?っていう。でも、それはあくまでも僕の思い出の問題。そこを切り離して考えれば、こういうやりかたもありだし、逆にどんな感じになるのかなっていう楽しみもあったし。それでやることにしました。
上里:メッセージ性の強い歌詞というのもあって、どう歌うかはすごく考えました。人の命を扱った内容なのに、のんきには歌えないし。健人のカナダ時代の想いの詰まった曲でもあるから、その気持ちを汲み取って強い想いで歌ってあげないと、きっと誰も報われないですからね。
岡村:今となっては、めっちゃ気に入ってますよ(笑)。これを機に、思い出というタンスの引き出しをもっと開けられたらいいなと思っています。
上里:ここ数カ月で、すごく変わったと思いますね。いろんな出会いがあって、いろんな考えかたがあると知ったし。それを時間をかけて自分の中で噛み砕いて理解した。その上で、もっとJ-POPを取り入れた曲をやるかもしれないし、この曲でファンになった人が絶対に触れられないと思うような、化け物のような曲を提示するかもしれないし。その点では自分たちでも、今後が楽しみになっています。
福島:最初は“J-POP”というタイトルも嫌やったし、「world〜」も自分がもともと関わっていないという部分ですごくイライラしたし。いろんな想いもあったけど、みんなにいいと思ってもらいたいし、でも自分のやりたいこともやりたい。だから、みんなが良いと思うものを汲んで、その中でいかに自分のやりたいことを実現するか。そのすり合いというか、せめぎ合いみたいなところが大事やなって。今はそういうことをめっちゃ考えてます。
岡村:今回「J-POP」が表題曲ですが、他の曲も全部身を削ってやっているので、気を引き締めて聴いてください!
取材:榑林史章
『Half-Life presents "LEGARE"』
8/20(金) 東京・下北沢SHELTER
9/29(水) 東京・渋谷CYCLONE