カニヴァリズム:2005年12月に結成され、翌年9月にシングル『リトリ』でメジャーデビューを果たす。ジャンルレスなサウンドを取り入れたオリジナリティーの高い音楽性で、いわゆる“ビジュアル系”バンドとは一線を画す存在として注目が集まっている。

シングル
「split recollection」
HPQ
【初回限定盤(DVD付)】
YICQ-10014/B 1,890円

【通常盤】
YICQ-10015 1,260円
圭:あ、僕らもまったく同じ気持ちです(笑)。自分自身、今までこういうシングルを聴いたことがないから、当初はこれをシングルで出していいのかどうかよく分からなかったし…でも、よく分からないから、むしろシングルでいいかなって感じで。
裕地:圭がこの曲を持って来たのが今年1月…2ndアルバム『helios』の制作作業の後半なんですけど、怜から“これはシングルで出したほうがいいんじゃないか?”と意見が出たんです。『helios』というアルバムはkannivalismの核となるものを描けた根源的な作品になったので、その次にこういうシングルを出せるのはバンドにとっての前進になると思ったし、面白いバンドの見せかたができるんじゃないかと思いましたよね。
怜:すごくドラマチックで、感情も何もかも“流れ”がすごく見える曲だと思ったから、僕はkannivalismを外に示す入口として出せるんじゃないかと思ったんです。で、シングルにするならこのメロディーは変えようとか、みんなでいろいろと話し合って…歌詞の後半の部分は最初に書いたものなんですけど、前半は後から書いて、原曲のいい部分を残しながら作っていってこういうかたちになったんですけどね。ただ、確かに“シングルらしくない”とはよく言われます(苦笑)。
圭:最初は意図的に変拍子を入れたりして“誰にも分からせたくない”という気持ちで作ってましたからね。“分からせたら負けだ”みたいな感じで(笑)。僕らは“自分たちにしかできないこと”を重要視しているし、何かひとつ飛び抜けたものを持っているものを作らないと意味がないと思っていますから。
圭:最初は前半のメロディーが今とは違っていてもっとダークだったんですけど、途中から“この曲のアプローチはこうじゃなく、もっと違うかたちがあるんじゃないかな?”って気がして…変拍子があって展開も変わる楽曲だけど、それでありながらも、いい意味で歌謡曲みたいに聴かせられたらすごく面白くなるんじゃないかと思ったんですよ。流れをきれいにして、普通に歌モノとして聴かせられるようにしたら、個性的な曲になるんじゃないかなと。結果的にそういう曲になったと思います。
裕地:自然と連れて行かれる感じですよね? 初めて聴いた時からそういった引き込まれる何かがありました。僕はそこにライヴ感を感じたし…何と言うか“新しい激しさ”みたいなものも感じたんですよ。
圭:そこも異色ですよね? キャッチーじゃないけれども、惹き付けられる魔力はあると思うし。かといって感情移入させるタイプではないし、捉えどころがないとは思います(苦笑)。
圭:あ…でも一番はそれを許してくれたavexの勇気かな(笑)。
全員:ハハハハハ。
怜:歌詞もギリギリのところを描いてますからね(笑)。でも、それをシングルでリリースするということは、“そういうところを見せてもいいんだよ”と言ってもらえてることだし、僕らとしてはうれしいですよね。
怜:そうですよね。最初はここまではっきりとかたちが見えるものではなかったんですけど、メロディーが変わっていく中で風景も見えてきて、前半部分の歌詞…“夢を見せる”といったニュアンスを入れてみたいと思うようになったんですね。これは最近思っていることなんですけど、汚い言葉はエグすぎるくらいに書きたいし、超きれいな言葉は素晴らしくきれいに書きたいんです。ただ言葉を書くだけじゃ伝わらないんじゃないかと思うし。
圭:今回の歌詞はもしかすると深読みもできるかもしれないけど、ある意味で拍子抜けするくらいシンプルなことなんですよ。怜が言っていたのは思春期くらいの男の子の話で…中学生くらいの時って女よりも男のほうがロマンチストだったりするじゃないですか。好きな子ができたら頭の中はそればっかりになっちゃうし、そういった訳の分からなさ…それでいいんじゃないかという話はしましたよね。
怜:“俺は好きな子に対してはこう思いたい”ということですよね。その辺に関しても制限を付けないでやろうと。頭で考えるんじゃなくて、感情の波をそのまま表したかっただけなんです。自分らしくは書けたと思います。これが直球なのか、変化球なのかは分からないですけれども、自分の中では純粋だと思いますよ。
裕地:圭がこの曲を持って来たのが今年1月…2ndアルバム『helios』の制作作業の後半なんですけど、怜から“これはシングルで出したほうがいいんじゃないか?”と意見が出たんです。『helios』というアルバムはkannivalismの核となるものを描けた根源的な作品になったので、その次にこういうシングルを出せるのはバンドにとっての前進になると思ったし、面白いバンドの見せかたができるんじゃないかと思いましたよね。
怜:すごくドラマチックで、感情も何もかも“流れ”がすごく見える曲だと思ったから、僕はkannivalismを外に示す入口として出せるんじゃないかと思ったんです。で、シングルにするならこのメロディーは変えようとか、みんなでいろいろと話し合って…歌詞の後半の部分は最初に書いたものなんですけど、前半は後から書いて、原曲のいい部分を残しながら作っていってこういうかたちになったんですけどね。ただ、確かに“シングルらしくない”とはよく言われます(苦笑)。
圭:最初は意図的に変拍子を入れたりして“誰にも分からせたくない”という気持ちで作ってましたからね。“分からせたら負けだ”みたいな感じで(笑)。僕らは“自分たちにしかできないこと”を重要視しているし、何かひとつ飛び抜けたものを持っているものを作らないと意味がないと思っていますから。
圭:最初は前半のメロディーが今とは違っていてもっとダークだったんですけど、途中から“この曲のアプローチはこうじゃなく、もっと違うかたちがあるんじゃないかな?”って気がして…変拍子があって展開も変わる楽曲だけど、それでありながらも、いい意味で歌謡曲みたいに聴かせられたらすごく面白くなるんじゃないかと思ったんですよ。流れをきれいにして、普通に歌モノとして聴かせられるようにしたら、個性的な曲になるんじゃないかなと。結果的にそういう曲になったと思います。
裕地:自然と連れて行かれる感じですよね? 初めて聴いた時からそういった引き込まれる何かがありました。僕はそこにライヴ感を感じたし…何と言うか“新しい激しさ”みたいなものも感じたんですよ。
圭:そこも異色ですよね? キャッチーじゃないけれども、惹き付けられる魔力はあると思うし。かといって感情移入させるタイプではないし、捉えどころがないとは思います(苦笑)。
圭:あ…でも一番はそれを許してくれたavexの勇気かな(笑)。
全員:ハハハハハ。
怜:歌詞もギリギリのところを描いてますからね(笑)。でも、それをシングルでリリースするということは、“そういうところを見せてもいいんだよ”と言ってもらえてることだし、僕らとしてはうれしいですよね。
怜:そうですよね。最初はここまではっきりとかたちが見えるものではなかったんですけど、メロディーが変わっていく中で風景も見えてきて、前半部分の歌詞…“夢を見せる”といったニュアンスを入れてみたいと思うようになったんですね。これは最近思っていることなんですけど、汚い言葉はエグすぎるくらいに書きたいし、超きれいな言葉は素晴らしくきれいに書きたいんです。ただ言葉を書くだけじゃ伝わらないんじゃないかと思うし。
圭:今回の歌詞はもしかすると深読みもできるかもしれないけど、ある意味で拍子抜けするくらいシンプルなことなんですよ。怜が言っていたのは思春期くらいの男の子の話で…中学生くらいの時って女よりも男のほうがロマンチストだったりするじゃないですか。好きな子ができたら頭の中はそればっかりになっちゃうし、そういった訳の分からなさ…それでいいんじゃないかという話はしましたよね。
怜:“俺は好きな子に対してはこう思いたい”ということですよね。その辺に関しても制限を付けないでやろうと。頭で考えるんじゃなくて、感情の波をそのまま表したかっただけなんです。自分らしくは書けたと思います。これが直球なのか、変化球なのかは分からないですけれども、自分の中では純粋だと思いますよ。
取材:帆苅智之
『the other side of the love』
8/23(月) 東京・C.C.Lemon Hall