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バックナンバー PROFILE

逸見泰典(Vo&Gu)、渡邊高志(Gu)、和泉昭寛(Ba)、宇佐美哲男(Dr)。2005年結成の4ピース・ロックバンド。ロックに留まらず、ジャズ、ブルース、ファンクなど、幅広い要素を取り入れ“日本語ロックンロール”を追求。楽曲だけでなく、声、音から伝わる人間味あふれる“臭さ”こそ、生のライヴにこだわる“大人のロックンロール”のジルバサウンドでもある。また、歌詞には、今のシステマティックで荒んだ世の中を叩き切る強いメッセージが込められ、昭和初期の文学を彷佛させる作風も彼らの持ち味。09年11月、デビューアルバム『JITTERBUG』をリリースしている。

リリース情報

配信限定シングル
「サヨナラを告げる歌」
『クローズ & WORST』
トリビュートソング第9弾
好評配信中!


 尖ったサウンドに、“生きる”をテーマにした歌詞感で、強いメッセージを我々に突き付けるジルバ。毎日を目的もなく、何気なく過ごしてしまっている者からすれば、思わず目をそらしてしまいたくなるほど、彼らのサウンドは鮮烈かつ痛烈に響くだろう。そんな彼らが「サヨナラを告げる歌」を配信限定でリリース。音楽に真剣に向かい合う彼らの熱いメッセージを感じてほしい。

――逸見くんの場合、自分の人間性と、歌に込めるメッセージとの距離感はどれくらいあるんですか? まったくイコール?
逸見:13メートルくらいですかね(笑)。
――13メートルって高さにすると人間が一番恐怖を感じる高さなんだよ。その距離の根拠は?
逸見:偽りのないものだったり、ノンフィクションを書いてはいるんですけど、冷静に自分の歌を一定の距離を置いて見ていたいので、その距離感は保っていたいって思っています。これは他のメンバーにも言えることだと思うんですけど、僕らはジルバっていうバンド、もしくはその匂いってものを、4人それぞれ頭のどこかしらに置いていて、それに向かっているところがあるので。
――じゃあ、バンドを囲んで、メンバーがほぼ同距離…13メートルの円周上にいて、演奏したり、歌ったりっていう感じなのかな?
逸見:まさに、そんな感じですね。
――「サヨナラを告げる歌」は、そのバンドの匂いみたいなところで言うと、これまでのジルバと大きく変化したところはなく、ジルバらしい曲だと思うけど、なぜあえて“さよなら”という言葉を選んだの?
逸見:この曲は、“サヨナラを告げる歌が嫌いだ”という歌なんです。バンドのコンセプトにもしていますし、自分の頭の中もそうなんですけど、僕は有限というものを考えながら何かをすることが嫌いなんですね。だったら何事も無限…命すらそうだと考えて、いつまでもその一歩先、二歩先を見ていたい。この曲は卒業シーズンに配信されるんですけど、その真っ只中にいる人で、有限…つまり、別れってものを望んでいる人は極僅かだと思うんです。それを経験した人が、あとから“別れがあるから出会いもある。別れも良いものだよ”なんて言えるわけで。
――なるほど。この曲は漫画『クローズ&WORST』トリビュートソングとして配信されるわけだけど、そもそも『クローズ』との関わりはどういったところから?
渡邊:映画『クローズZERO II』の劇中歌に僕らの曲を使ってもらえることになって、そこから作者の高橋ヒロシさんと面識ができたんです。その後、高橋先生が気に入ってくださって、漫画『クローズ』の中で僕らの曲の歌詞を引用してくれたりして。
逸見:偶然なんですけど、ジルバが考えている音楽的哲学と、高橋先生の漫画の熱ってところに、共通点が多かったんですよね。僕はあとから『クローズ』を読んだんですけど、ただのヤンキー漫画じゃなくて、恐れ多いですけど、高橋先生が登場人物に込めた、生きること、男としての熱っていうものに共感して。僕らの哲学と、高橋先生の想いとが合致したというか、こういう出会いっていいなって思いましたね。
――そういう意味では、先ほど逸見くんが言った、有限…“限りを意識して生きるのはつまんないじゃん”っていうところで、コミックとの共通点を感じたってことかな?
逸見:そうですね。そこは、本当に共感するものがありましたね。

文:平山雄一


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5/22(土) 長野・上諏訪CLUB ROCK HEARTS